産前産後のトレーニング
当施設では産後ママさん・妊婦さんのご利用も可能です。
このブログでは、産前産後のトレーニング•産後ダイエットについて代表村松と私(保育士村松)の実体験を交えながら当施設の方針をご紹介させていただきます。
【妊娠中のトレーニングについて】
日本臨床スポーツ医学会産婦人科部会の提言する「妊婦スポーツの安全管理基準」では、次のような基準が記載されています。
筋トレについても母体への負担が少なく、筋力を維持できる程度の筋トレが推奨されておりますので、当施設では妊娠経過が順調で医師の許可があれば妊婦さんもご利用可能です。
(体調に関する証明証などの提出は不要)
私の場合は3人目妊娠中、妊娠前の3分の1ほどに強度を下げ、出産の4日ほど前までトレーニングをしていました。
結果、全てトレーニングの成果だ!とは言い切れませんが、陣痛開始から約40分で出産という8年ぶりにしては非常に楽なお産でした。
実際に妊婦さんがトレーニングをするメリットとして
・体重増加防止
・ストレス解消
・産後に向けての筋力維持
・お産への自信向上
があると言われています。私は体重増加は止められませんでしたが、ストレス発散、筋力維持に役立ちました。
【産後はいつからトレーニング可能なのか】
当施設では『産後1ヶ月検診で問題がなく体調が順調に回復しているという実感を得られてから、産後ダイエットやトレーニングを始めると安心です。』とお伝えしています。
しかし、産後1ヶ月ですとまだまだ骨盤やホルモンも不安定でしたり、メンタル面も落ち着かない時期かと思いますので、始めるにしても焦らずローペースでOK。
一般的に、妊娠・出産時に広がった骨盤は3カ月~半年かけてゆっくり戻っていくと言われており、骨盤をきれいに戻すためにも産後の適切なケアが大切ですが、早く痩せたい!と焦って激しい運動(ランニングやHIITなど)や無理な食事制限をしてしまうと、逆に体調を崩してしまいますので要注意です。
3回の妊娠出産のたびに25kg以上太り、病院では要注意人物扱いだった私ですが、3人目の今回はトレーニングを取り入れての産後ダイエットにて、無事に妊娠前の体重に戻りました。
(38歳164センチ/80kg→55kg)
私は産後4ヶ月から自重のみでかなり軽いトレーニングをスタートし、産後8ヶ月頃までは代表村松の指導のもとリハビリ感覚でのトレーニングを続けました。
その後約1年かけて徐々に強度を上げていき、産後2年半の現在やっと妊娠前に近いトレーニングが出来るようになりました。
産後初めて重りを担いだ時には、うまく力が入らずグラグラ。
体を支えることすらできず、こんなにも安定しないものなのかと骨盤の不安定さに驚きました。
また、完全母乳だったため食事制限は一切なし、有酸素運動は普段の家事・育児中の活動や20分程度の犬の散歩のみです。
体重的には産後9ヶ月頃には元に戻り、産後2年半の現在(R6.8)では、55kgを割ってしまうと仕事や育児がダルくなったり体調が悪くなりやすいため、57〜60kgの辺りをキープできるよう心がけています。
そして何より驚いたのが3人目の今回初めて、腰痛・尿漏れと無縁だったこと。
これはトレーニング継続の成果かなと実感しております。
【さいごに】
産前産後に筋力を鍛えることはダイエット面だけでなく、ストレス解消や日々の生活が疲れにくくなるなどのメリットが沢山ありますので、まずは医師の指示にしたがっていただき、問題がなければ少しづつ始めてもらうことがおすすめです。
また、産前産後の運動やダイエットはご自身の過去の運動歴、妊娠経過や分娩法、子育ての環境などによっても色々と個人差があるかと思いますので、少しでも体調に変化を感じたらすぐに中止するなど食事もトレーニングも決して無理をせず体調と相談しながら、正しいトレーニングを続けていただくことが目標体型への1番の近道だと思います。
産前産後のトレーニングに関しても代表の村松共に私もしっかり学んでいますので、また何か分からないことなどありましたらお気軽にご相談・お問い合わせください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^_^
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