桜GYMの産後パーソナルトレーニングに対する考え方と対応基準について

当施設では、産後のお客様に対するパーソナルトレーニングについて、「安全に安心して、長く続けられること」を最優先に考えています。
産後の身体は、見た目以上に大きな変化とダメージを受けており、回復のスピードや状態には大きな個人差があります。
そのため桜GYMでは、産後の体の回復プロセスに基づいた判断のもと、以下のような対応基準を設けております。
産後パーソナル対応の基本方針
・産後2ヶ月未満の方へのパーソナル対応は行っておりません。
・医師より運動の許可が出ていない場合は、当施設をご利用いただけません。(パーソナルトレーニングを含みます)
・分娩方法(自然分娩・無痛分娩・帝王切開)に関わらず、同一の安全基準で対応しています。
これは、「大丈夫そうに見えるから」「ご本人ができると感じているから」といった主観的な判断ではなく、将来的な不調やトラブルを防ぐための基準です。
産後2ヶ月以降の対応について
産後2ヶ月以上で、かつ医師より「軽い運動は可能」とされている場合に限り、通常のパーソナルトレーニングとは異なる、「産後リカバリー/コンディショニング目的のセッション」のみ対応しています。
この時期は「鍛える」ことが目的ではなく、激しいトレーニングは避け、呼吸・姿勢・骨盤底筋・体の使い方を整えることを目的とした内容です。
なお、当該セッションでは以下のような動作は実施いたしません。
・腹筋を主としたトレーニング
・高重量を扱うトレーニング
・ジャンプなど強い衝撃を伴う運動
・強い腹圧をかける動作
お客様ご本人が「運動できそう」と感じている場合でも、当施設では安全基準を最優先し、実施内容や可否を判断させていただきます。
通常トレーニング再開の目安について
桜GYMでは、通常の筋力トレーニング再開の目安を「産後5〜6ヶ月以降」としています。
ただし、回復のスピードには個人差があるため、パーソナル毎に、体調を確認しながら、段階的に内容を調整していきます。
なぜトレーニングの目安が「産後6ヶ月以降」なのか
① 骨盤底筋の回復に時間がかかるため
妊娠・出産により、骨盤底筋は大きく引き伸ばされ、一時的に機能が低下した状態になります。
多くの場合、日常生活レベルに戻るまでに、約3〜6ヶ月、
トレーニングなどの負荷に耐えられる状態になるまでには6ヶ月以上かかるとされています。
回復が不十分なまま負荷をかけることで、尿もれや骨盤内トラブルが後から現れるケースも少なくありません。
② 腹直筋離開が残っているケースが多いため
産後2〜3ヶ月では、見た目に問題がなくても腹筋が完全に回復しておらず、腹圧を正しくコントロールできない方が多く見られます。
6ヶ月前後になると体幹の安定性が徐々に戻り、筋力トレーニングを安全に行いやすい状態になっていきます。
③ ホルモンの影響で関節が不安定な時期が続くため
産後もしばらくは、関節や靭帯を緩めるホルモンの影響が残ります。
一般的にこの影響は 3〜5ヶ月程度続くとされ、6ヶ月頃から安定してくる方が多いとされています。
不安定な状態で高負荷をかけると、腰・股関節・膝などのケガにつながりやすくなります。
④ 生活リズムと回復力が整い始める時期のため
産後すぐは睡眠不足や授乳、育児による疲労の影響で、身体の回復力が低下しやすい状態です。
6ヶ月前後になると、育児のリズムも少しずつ整い、トレーニングによる負荷にも体が対応しやすくなっていきます。
桜GYMの考え方

桜GYMでは、産後すぐ(1〜5ヶ月)のお身体には、【早く鍛えること】よりも【安全に、長く続けられること】を大切にしています。
早く痩せたい、元の体に戻したいと感じる方も多いかと思います。
しかし、この時期に焦らず、呼吸や骨盤底筋など体の土台を整えておくことで、その後のトレーニングはより安全に行え、体型の変化も現れやすくなります。
反対に、この段階を飛ばして無理に負荷をかけてしまうと、効きにくさや痛み・不調につながり、結果的に遠回りになってしまうことも少なくありません。
今、無理をせずに整えた身体は、その先のトレーニングで必ず何倍もの成果となって返ってきます。
桜GYMは、「その先まで見据えた体づくり」を大切にしています。


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